初めまして、Zenです。毎月一回、資産額・ポートフォリオ・今月の収支を公開しています。
まだまだ始めたばかりなので、試行錯誤していく様子も合わせてお楽しみください。
アドバイスがあれば是非教えてください!
自己紹介
まずは簡単な自己紹介から。プロフィールと内容は大きく変わりませんが、
ざっくりと下記のような感じです。
年齢:2021年院卒(20代後半)
専攻:化学工学
本業:化学メーカーの研究開発職
手取り:20万円後半
投資方針:NISAでのインデックス投資を中心に、様々な投資をつまみ食い中
目標:総資産1億円
資産額公開(2024年7月)
総資産額
Zenの2024年7月の総資産は13,865,461円でした。
1億円までの達成率としては14%です。まだまだ目標の億り人は先ですね。
資産の内訳は下の通りです。
全体収支としては-25,257円となりました。
今月は円高株安の影響で日本株以外は赤字となりました。
2021年3月から毎月資産を集計してきましたが、先月比マイナスとなったのは
車を購入した2023年9月以外では初めてです。。。
日本株はプラスとなっていますが、今月は東レ(3402)を100株(76,500円)購入したので、
そこまで大きなプラスではないです。
この程度は暴落ではないことは分かりつつも、実際に資産が減ると心がすり減りますね。
今後暴落が起きた時にも退場しないようなメンタルを作っていきたいと思います。
それでは、それぞれの金融資産ごとの内訳をチェックしていきましょう。
日本株
Zenが保有する日本株は先月比+117,200円となりました。
今月は東レ(3402)を100株(76,500円)購入したので、そこまで大きなプラスではないです。
日経平均のトレンドは下記画像のような結果でした。
TradingView提供のチャート
トレンドからわかる通り、これまで順調に上昇していましたが、
7月中旬から下落トレンドに転換となりました。
原因は大きく
1. 米国株の大幅下落
2. 円高
3. 日銀の利上げ観測
の三つであると考えられています。
上記2つに関しては後述する米国株および為替のトピックでざっくりと説明したいと思います。
日本株のトピックに関しては、7月30~31日に日銀の金融政策決定会合が開催され、「利上げされるのか」が論点の一つとして注目されています。
株の難しいところですが、実際に利上げが実施されたとしても、利上げの影響で日経平均株価が下落する可能性だけでなく、材料出尽くしで株価が上昇する可能性も考えられます。
私個人としては、日銀の利上げによる日経平均影響は読めないとしても、円高が今後さらに進行した場合は海外投資家の売り圧力で下落するのではないかと考えているため、現段階では日本株の追加購入を見送る方向で考えています。
また、今月私は東レ(3402)を100株(76,500円)購入しました。
東レはレーヨン系の生産会社を起源とする基礎素材メーカーで、製品としてはユニクロと協働したヒートテックやエアリズムがよく知られています。
また炭素繊維の世界シェアNo.1であり、航空機やスポーツ用途で活躍しています。
私は炭素繊維には無限の可能性があると感じているため、今回購入を決断しました。
投資信託(S&P500)
Zenは新NISAのつみたて投資枠で下記の投資信託を積み立てしています。
・三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 33,333円
・三菱UFJ-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 10,000円
Zenが保有する投資信託は先月比-60,067円となりました。
追加の積立額を今月の価格に入れており、それを踏まえると大幅な資産減少となりました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のチャートはTradingViewでは確認できないので、同様の傾向を示すMAXIS 米国株式(S&P500)上場投信の今月のトレンドを下記に示します。
TradingView提供のチャート
米国株も日本株と同様に7月中旬までは順調でしたが、7月中旬から下落トレンドに転換しました。
S&P500の米ドル基準での変動(SPX)を合わせて表示していますが、円高が進行した影響で、ドル基準よりも円基準の評価値の方が下落幅が大きいことが分かります。
米国株の下落の一要因として、今回は利上げではなく決算要因が主体であると考えられています。
自動車メーカーであるテスラの決算などからハイテク株が連鎖的に大幅下落しました。
下落要因が決算であることから、米国経済の転換点が来た可能性があります。
このような状態で7月のFOMCでどのような政策・発言がなされるかは要注目です。
米ドル
米ドルは先月比-27,183円となりました。
今月は米ドルの売買はしていないので、収支は為替の影響と配当金のみとなります。
今月の米ドル/円のトレンドは下記画像のような結果でした。
TradingView提供のチャート
これまでと一転して、円高方向に進行しました。
この原因の一つとしてまず、日銀の利上げ観測があげられます。
今月17日に河野太郎デジタル相や茂木敏充自民党幹事長が
日銀に利上げを迫る姿勢を示したとの報道があり、近い将来に利上げが実施されることが高いです。
また米国においてもFRBによる年内の利下げが確実視されており、
日本と米国の金利差が小さくなることで円高に進行する可能性は高いと考えられます。
さらに米国では大統領選挙が11月に控えています。
トランプ前大統領とハリス副大統領の一騎打ちであり、
トランプ氏はドル高を是正しようと考えているため、
トランプ氏が当選すれば、円高に進行することは間違いないと思います。
どちらが勝つかはわかりませんが、トランプ前大統領が7月13日に銃撃された事件は
記憶に新しいです。
打たれてもすぐに立ち上がりこぶしを挙げたトランプ氏はまさに「強いアメリカ」を
象徴しているようであり、日本人の私でさえ思うところがあったあの姿は、
アメリカ国民の心をよりゆすぶったことでしょう。
債券
Zenは債券として、iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)を保有しています。
Zenが保有する債券は先月比-10,508円となりました。
今月のAGGの米ドル基準でのトレンドは下記画像のような結果でした。
TradingView提供のチャート
今月は米ドル基準でのAGGの株価は上昇してますが、
円高の影響で円基準の価格は下落する結果となりました。
債券価格と金利はシーソーの関係にあるとよく言われますが、
そろそろ利下げを見越し始めているのでしょうか。
米国の利下げが見込まれている以上、債券はいい投資対象ではありますが、
AGGの価格上昇よりも円高による円基準の下落幅の方が大きい可能性があるため、
現段階では債券の追加購入は控えたいと考えています。
今月の支出
今月のクレジットカードの支払額は73,951円でした。
今月の一番大きな出費は東京への交通費でした。
東京にいる友人と遊びに行ったのですが、僻地に住んでいるのでそれなりにお金が飛んでいきました。
それでも友人との旅行などの経験はプライスレスなので、節約しつつも経験には
お金を使っていきたいですね。
まとめ
今月は円高株安の影響で、車を購入した2023年9月以外では初めての赤字となりました。。。
日本円の割合は38%となっているので、そろそろどこかに投資したいと考えていたのですが、
今後は円高が進行する可能性や米国市場の停滞の可能性が考えられることから、投資は控えたい気持ちが大きいです。
初めて赤字になったことで、今後暴落が来た時に今の現金比率より下げていると自分のメンタルが耐えられないような気がしています。
7月のFOMCと日銀会合でおおよそ今後の市場の方向性が見えてくると考えているので、その結果を見て今後の投資方針を決めようかと考えています。
以上が2024年7月の資産額公開でした。
夏本番で毎日暑いですね。
私は先日花火大会で夏を感じてきましたが、皆さんはいかがでしょうか。
それでは、また来月。