【2024年12月】億り人を目指す20代研究職の資産額公開

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Zen
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初めまして、Zenです。毎月一回、資産額・ポートフォリオ・今月の収支を公開しています。
少しお休みしていましたが、ぼちぼち再開したいと思います。
アドバイスがあれば是非教えてください!

自己紹介

まずは簡単な自己紹介から。プロフィールと内容は大きく変わりませんが、
ざっくりと下記のような感じです。

年齢:2021年院卒(20代後半)
専攻:化学工学
本業:化学メーカーの研究開発職
手取り:20万円後半
投資方針:NISAでのインデックス投資を中心に、様々な投資をつまみ食い中
目標:総資産1億円

資産額公開(2024年12月)

総資産額

Zenの2024年12月の総資産は15,387,054円でした。
1億円までの達成率としては15%です。まだまだ目標の億り人は先ですね。

資産の内訳は下の通りです。

全体収支としては+693,590円となりました。

冬のボーナスが入ったので、50万円以上のプラスとなりました。
何度も言っていますが、ボーナスはJTC勤務の特権ですね。

今月は投資比率を大きく変化させた月となりました。
具体的には日本円の比率を下げて、米ドルに50万円、米国債券に50万円、
VYMに50万円を分散させました。

私はこれまで米国経済の停滞と米国金利利下げによる円高を懸念して
円を多く持つという選択を取ってきました。

一方で昨今の動向をみると、米国の景気後退に関しては
景気後退リスクがまだ完全に払しょくされたわけではありませんが、
12月のFOMCにおいて2025年の利下げ見通しが下がるなど、底堅い米国経済を示しております。

反対に日本の景気に関しては、12月の日銀会合では利上げが見送られるといった結果となり、
利上げが見送られたことによって円安が収まる気配が見えなくなりました。

さらに2024年の新NISAの成長投資枠が余っていたため、上記の投資を実施しました。

それでは、それぞれの金融資産ごとの内訳をチェックしていきましょう。

日本株

Zenが保有する日本株は先月比+69,300円となりました。
今月は日本株には投資していないので、かなり良い結果といえるでしょう。

日経平均のトレンドは下記画像のような結果でした。

TradingView提供のチャート

今月は日経平均が上昇していますね。
理由としては大きく、2つあると考えています。

  1. 米国の雇用統計やCPIから米国の実体経済の強さが確認され、世界経済の先行きに対する楽観的な見方が広がったこと
  2. 日銀会合において日本銀行が追加の政策金利引き上げを見送ったこと

以上2点が主な理由だと思いますが、私個人の考えとしては実際の日本経済の先行きは不透明なので、
これ以上の日本株の投資は今のところ考えておりません。

投資信託(S&P500)

Zenは新NISAのつみたて投資枠で下記の投資信託を積み立てしています。
・三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 33,333円
・三菱UFJ-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 10,000円

Zenが保有する投資信託は先月比+129,591円となりました。
追加の積立額を今月の価格に入れており、それを踏まえても投資信託の資産は増加しました。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のチャートはTradingViewでは確認できないので、同様の傾向を示すMAXIS 米国株式(S&P500)上場投信の今月のトレンドを下記に示します。

TradingView提供のチャート

米国株は中旬まで上昇基調でしたが、12/18に一気に下落しました。

この下落の主な要因はFOMCの結果にあります。
FRBは市場予想通り0.25%の利下げを決定しましたが、FOMC参加者による2025年の
政策金利見通しが年4回の利下げから年2回に修正されたことが大きいです。

S&P500の米ドル基準での変動(SPX)を合わせて表示しています。
この12月全体の結果としてドル基準のS&P500はあまり変動はしていませんが、
日本円基準では円安が進行した影響で評価値は上昇しました。

すなわち為替の影響による資産増加であり、安心はできないと思います。
また米国経済は底堅い一方で、強いがゆえにインフレの再燃が懸念されているため、
2025年のFOMCも引き続き注目したいと思います。

米ドル

米ドルは先月比+535,831円となりました。
今月はZenは50万円分の円を米ドルに変換しました。
よって収支は50万円を引いたものが為替の影響と配当金となります。
今月の米ドル/円のトレンドは下記画像のような結果でした。

TradingView提供のチャート

12月上旬までは円高が進んでいましたが、中旬以降は一転して円安がまた進行しました。

原因は日米金利差の拡大にあります。

先ほども述べたように12月のFOMCでは予想通り0.25%の利下げが決定されましたが、
2025年の利下げ回数の見通しが年間4回から2回に修正されました。

一方で日本においては日本銀行が金融政策の正常化を見送り、低金利政策を継続しました。
この結果、日米間の金利差が拡大し、円売り・ドル買いの動きが強まりました。

12月上旬時点でFOMCの利下げ及び日銀会合の利下げ見送りが予想されていたことから、
Zenは12月上旬に150万円を日本円から米ドルに変換していました。

前までは140円を切ったあたりでのドル転を考えていたのですが、
想像以上の円安が続いたため、このタイミングでのドル転となりました。

やはり専業ではない一般人が市場を予想をするのは難しいです。
今後も色々と予想はしつつも、どちらに転んでも大丈夫なように
リスクヘッジを心掛けた投資をしていきたいと思います。

債券

Zenは債券として、iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)を保有しています。
Zenが保有する債券は先月比+504,418円となりました。
今月は50万円分の債権を購入したので、それを除いた値が今月の収支となります。

今月のAGGの米ドル基準でのトレンドは下記画像のような結果でした。

TradingView提供のチャート

債券価格と金利はシーソーの関係にあるとよく言われます。

なので、債券価格が12月18日に下落している要因は先ほどまでと同様に
FOMCによる利下げ見通しが変わったことによります。

米国の利下げが見込まれている以上、債券はいい投資対象ではありますが、
AGGの価格上昇よりも円高による円基準の下落幅の方が大きい可能性があります。

これまで私は円安の状態での債券の追加購入は控えたいと考えていましたが、
円安が収まる気配が一向に見えないので、今月米国債券に少し分散投資しました。

先ほども書いたように、今後の経済動向を完全に読み切るのは難しいので、
多少の損はしてもどんな状況でも耐えうるポートフォリオにしたいと思います。

総資産1億円に向けてある程度のリスクはとる必要があると思うので、
少し現金比率を下げた現在のポートフォリオで市場に残り続けたいと考えています。

今月の支出

今月のクレジットカードの支払額は144,960円でした。
今月の一番大きな出費は九州旅行に行ったことですね。

特に博多は何回も行っていますが、ラーメンやもつ鍋、屋台などおいしいものがたくさんあり、
何回言っても飽きないです。

まとめ

今月は今がベストな選択ではないと思いつつも、予想よりも円安が続いたため
投資比率を大きく変化させた月となりました。

今後この選択がどちらに転んだとしても、私の投資人生の中で間違いなく転機といえるでしょう。

今後いつか必ず暴落は来ると思いますが、今回の選択を後悔することなく
現金比率を下げた現在のポートフォリオで市場に残り続けたいと考えています。

靴磨き少年になる可能性もありますが、それも楽しめるような範囲で投資したいと思います。

以上が2024年12月の資産額公開でした。
2024年がついに終わってしまいました。
皆さんは今年立てた目標を達成できたでしょうか。
私はブログ更新も継続できなかったこともあり、完全に目標達成とはいきませんでした。
来年からも頑張っていきましょう。
それでは、また来月。

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